コラム|大阪府箕面市の【山本動物病院】犬・猫の腫瘍・リンパ腫・腫瘍科認定医

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コラムColumn

【猫の腫瘍】猫の皮膚トラブルに要注意!もしかしたら皮膚腫瘍かも

こんにちは。
大阪府箕面市の「山本動物病院」です。
 
ネコちゃんが足でからだを搔いたり、被毛や皮膚をぺろぺろとなめたり、咬んだりするしぐさは、飼い主さまにとっていつもの見慣れた光景ではないでしょうか。
 
しかし、なんらかの皮膚トラブルが原因で、そのしぐさをしているケースがあります。
ネコちゃんが、皮膚の同じところをしきりに搔いていたり、なめている場合は皮膚に異常がないかを確認してください。
猫の皮膚トラブルにはさまざまな原因がありますが、もしかしたら皮膚腫瘍のサインかもしれないからです。
 
 

もしかして皮膚腫瘍?注意が必要な猫の皮膚トラブル

猫の皮膚トラブルは、赤い湿疹や腫れ、かさぶたやしこりなど、病気の原因によってさまざまです。
 
原因として、感染症やアレルギーによるものが考えられますが、症状によっては皮膚腫瘍が疑われます。
たとえば、猫が発病しやすいとされる扁平上皮癌は、鼻や耳の先にかさぶたができる特徴があります。
扁平上皮癌は、発症すると進行が早い皮膚腫瘍として知られています。
 
また、扁平上皮癌と同様に猫の発症率が高い肥満細胞腫は、皮膚にできる湿疹のような小さなできものが特徴です。
 
どちらの皮膚腫瘍も、一見すると虫刺されのようで気づきにくいため特に注意が必要です。
 
 

猫の皮膚トラブルは早期発見が大切

ネコちゃんの全ての皮膚トラブルが、皮膚腫瘍であるとは限りません。
感染症やアレルギー性皮膚炎によって、皮膚トラブルを引き起こしている可能性も考えられます。
 
もしも皮膚腫瘍であっても、できるだけ早めの治療で根治は可能となります。
皮膚腫瘍の原因や予防法は、はっきりとは解明されておらず、早期発見と早期治療が大切です。
ネコちゃんの皮膚トラブルにいち早く気づいてあげるために、日ごろからこまめなブラッシングや、スキンシップを兼ねてからだ全体を優しく撫でてあげるとよいでしょう。
 
 

猫の皮膚トラブルは動物病院にご相談を

被毛に覆われているネコちゃんは、皮膚トラブルがあっても気づきにくいものです。
また、最初のうちは、ネコちゃん自身が痛みやかゆみなどを感じないケースも。
 
山本動物病院は、腫瘍専門医が治療にあたる腫瘍科を設置している動物病院です。
 
ネコちゃんの皮膚トラブルを的確に診断したうえで、最善の治療方法をご提案します。
 


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