腫瘍科認定医の獣医がいる病院です
こんにちは。
大阪府箕面市の「山本動物病院」です。
ワンちゃんやネコちゃんの深刻な病気のひとつとして悪性腫瘍である「がん」があげられます。
私たち人間と同じように、犬や猫のがん治療も日々進化しています。
当院には、腫瘍科認定医の獣医による診断と治療を行っている動物病院です。
ワンちゃんやネコちゃんの医療における「腫瘍科認定医」の役割についてお話ししましょう。
動物の腫瘍に対して適切な診断と治療が行える技能をもつとして日本獣医がん学会が認めた獣医師が「獣医腫瘍科認定医」です。
認定を受けるためには、日本獣医がん学会が行う認定試験に合格しなければなりません。
日本国内において2020年5月現在で、認定医2種を取得している獣医師は405名、認定医1種を取得している獣医師はわずか48名です。(参考:日本獣医がん学会|獣医腫瘍科認定医|現在の取得者|)
認定試験には1種と2種があり、2種に合格して初めて1種の受験資格が得られる難
関試験と言えます。
山本動物病院の院長である山本医師は、日本獣医がん学会腫瘍科認定医1種を取得している日本で数少ない獣医師のひとりです。
がんは、早期発見が効果的な治療につながる病気といえますが、初期の場合は症状にあらわれることが稀であることも事実です。
たとえば、ワンちゃんの体のどこかにしこりを見つけて、動物病院を受診するとがんだったというケースも。
当院では、腫瘍科認定医がワンちゃんやネコちゃんの症状を的確に診断したうえで、最適な治療方法について提案させていただきます。
なによりも、どこまでの治療をするのかについては、飼い主さまのお気持ちを最優先に考えています。
がんの治療には、外科手術や化学療法による根治治療と痛みを軽減する対処療法や緩和治療があります。
がんの進行のステージによっても違いますが、最終的な治療の選択肢は飼い主さま自身に委ねられるのです。
私たち人間と違い、はるかに短い一生を送るワンちゃん、ネコちゃんが、たとえがんであっても穏やかな人生を過ごせるようにお手伝いできればと願っています。